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小野蘭山 没後二百年記念事業ご協力のお願い

来る平成22年(2010)は、小野蘭材の没後二百年を迎えます。
蘭山(享保14年1729〜文化7年1810.1.27)は、京都の衆芳軒に拠って本草学を講授し、わが国における博物的な本草学確立への道を歩みました。島田充房との共著『花彙』は、独自な日本的本草図譜の世界を開くものでした。
71歳で幕府に招かれ、医学館で本草学を講義し、多くの門生を育てています。高齢にもかかわらず、諸国を採薬し、採薬記を残すとともに、『本草綱目啓蒙』によってその学問を大成し、その門人は千人余に達しました。その学統から木村蒹葭堂、岩崎灌園、水谷豊文、山本亡羊、飯沼慾斎、宇田川榕菴、伊藤圭介らが輩出し、本草学を革新するとともに、日本の博物文化を大きく発展させました。
日本文化の発展と近代科学の成立にとって、蘭山の足跡を忘れることは出来ません。日本文化とはなにか、その根底が大きく問われている今、蘭山の偉業を想起し、その機会に関係分野からの総合的な再評価を試みることはきわめて意義深いことと思われます。とくに若い世代に、蘭山の日本文化における功績をわかりやすく伝えることが求められています。
これまで、私共は、関係学会・各方面ともに折衝し、記念事業として何ができるかを検討してまいりました。その結果、関係学会・研究会をはじめ全国の有志の賛同を得て、小野蘭山没後二百年記念事業会により、ささやかながら記念事業を興すことになりました。つきましては、この趣旨にご賛同たまわり、未曾有の経済危機の時期ではございますが、格別のご高配をこころよりお願い申し上げます。

平成21年4月吉日
発起人一同
お問い合せ Organization Office
小野蘭山没後二百年記念事業会
京都会場事務局

〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
京都大学人間・環境学研究科 松田清研究室


Ono Ranzan Bicentennial Commemoration Committee
Kyoto Bureau,  c/o Matsuda Kiyoshi Laboratory
Graduate School of Human and Environmental Studies
Kyoto University
電話 : 075-753-6718   Fax : 075-753-6677 Phone : +81-75-753-6718   Fax : +81-75-753-6677
E-mail :  dodonaeus(A)gmail.com
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