日本フンボルト協会関西支部2022年度活動報告
(敬称略)
(1) 日本フンボルト協会関西支部理事・評議員拡大委員会を開催
日時:2022年9月5日(月)18:00~  Zoomミーティング
<議事>
1.2022年8月27日(土)開催の日本フンボルト協会の常務理事会報告(伏木信次常務理事)
2. 総会で承認された、新理事、新評議委員の紹介
3. 新評議委員によるセミナーシリーズの進捗状況について
4. 来年の関西支部総会と今後の運営について


(2) フンボルト協会関西支部新評議員企画
    第一弾:オンライン講演会 原田英美子会員


新しい評議員の方々のご紹介を兼ねて、それぞれの方の専門や、ドイツ滞在時の思い出などを語っていただくZoomミーティングを計画しました。

日 時:2022年10月23日(日)15:00~
講演者:原田英美子会員(滋賀県立大学 環境科学部 生物資源管理学科)
タイトル:「ライプニッツ植物生化学研究所(IPB)で過ごした3年間」


要旨:
 発表者の原田は、2002年から2005年まで、旧東ドイツのハレ(Halle an der Saale)市にあるライプニッツ植物生化学研究所(Leibniz-Institut fuer Pflanzenbiochemie、IPB)に研究滞在した。重金属を高濃度で地上部に集積する特殊な植物Arabidopsis halleri の性質を決定する因子を解明する研究プロジェクトに参加した。A. halleri の重金属集積性は、1960年代に既に報告されていたが、研究が本格化したのは21世紀に入ってからである。その理由の一つとして、この植物が主に分布しているハルツ山地が旧東西ドイツの境界にまたがっており、ドイツ統一以前は立ち入りが制限されていたことが挙げられる。

 本発表では、非モデル生物を対象とし、地の利を生かして研究を進める手法について述べる。併せて、Sylvia Pieplow氏の書籍を基に、IPBの歴史についても紹介する。IPBは、1958年に設立された Institut fuer Biochemie der Pflanzen (IBP) が改組されて、統一後の1992年に再出発した研究機関である。歴史の波に翻弄されながらも、植物科学の分野で卓越した業績を挙げている。


(3) 日本フンボルト協会関西支部 理事・評議員拡大委員会および講演会
日時:2023年2月19日(日)13:00~  ZOOMによるリモート及び対面
場所:Kyoto-de-meeting (京都駅八条口より徒歩3分 京都アバンティ南側のビル)
  〒601-8003 京都府京都市南区東九条西山王町16-5  arch way H・C 4階

関西支部理事・評議員拡大委員会 13:00~15:00
<議事>
1.本部の日本フンボルト協会常務理事の改選に関する件
2.2022年度会計経過報告、2023年度予算案に関する件
3.2023年3月25日(土)オンラインドイツ研究留学説明会について
4.2022年度活動報告(案)に関する件
5.その他

  講演会 15:00~
    講演題:「比較法学における日本法及び日本法研究の意義」
講演者:山本敬三会員 (京都大学大学院 法学研究科教授)
司 会:高山佳奈子会員(京都大学大学院 法学研究科教授)
ファシリテーター:守矢健一会員 (大阪公立大学大学院 法学研究科)



(4) 関西支部ホームページを更新した
関西支部ホームページ: http://www.s-off.com/member/avh-kansai/



日本フンボルト協会関西支部2021年度活動報告
(敬称略)
(1) 日本フンボルト協会関西支部シンポジウム
※2021年5月20日(日)14:00より、下記のシンポジウムをZoomによるリモート開催した。
日時:2021年5月30日(日)14:00~
場所:Zoomによるリモート開催

タイトル:「法の社会史的研究の一側面:村上淳一(1933-2017)のニクラス・ルーマン (1928-1998)の法理論受容を中心に」

進行役  高山佳奈子理事
スピーカー(3名)
 講 演  守矢健一理事
 コメント  高橋義人理事
 コメント  酒井麻千子氏(東京大学大学院 情報学環・学際情報学府准教授)

(意義)
当会に多大な貢献をされた村上淳一・東大名誉教授の没後3年が経過しました。その研究は、単なる社会規範一般から法規範を明確に区別する視点に立ち、かなり早い時期からドイツの社会学理論家ニクラス・ルーマンに着目してその理論を批判的に摂取するものでした。コロナ禍において、政治的決定と責任のあいまい化や、同調圧力が起こっている現在、本企画は社会と法との関係を改めて考える機会となるでしょう。


(2) 日本フンボルト協会関西支部理事会
※2021年10月28日18:00より対面参加者とZoomによるリモート参加者で開催した。
日時:2021年10月28日(木) 18:00~
方法:関西支部事務局(対面)とZoomでのリモート

 <議事>
1)2021年度の関西支部総会の計画と講演会の内容
2)関西支部活動と運営について
 ・新しい理事、評議員の推薦
 ・今後親睦以外に、関西支部として進めたい活動について
 ・それぞれの活動を中心となって推進していただく担当者の決定
 ・今後の執行部の若返り
3)留学支援と各大学責任者の確認について


(3) 第9回日本フンボルト協会関西支部理事会・評議員会・講演会
日時:2022年3月6日(日)14:00~
方法:Zoomミーティングを利用したオンライン

関西支部理事会・評議員会合同会議 14:00~15:00
<議事> 
1)関西支部新しい理事、評議員の選考
2)2021年度会計経過報告、2022年度予算案
3)関西支部留学説明会について
4)2021年度活動報告他
講演会 15:00~
講演題:「肺がん治療の最前線」
講演者:井上匡美会員(京都府立医科大学呼吸器外科教授)
司 会:伏木信次会員(京都府立医科大学研究質管理センター長/特任教授、名誉教授、京都中部総合医療センター総長)



日本フンボルト協会関西支部2020年度活動報告
(敬称略)
(1) 2020年日本フンボルト協会総会(開催協力)
2020年の総会は、2020年6月6日(土)に京都府立医科大学で予定しておりましたが、新型コロナウィルス感染状況を踏まえ、中止となりました。
その代替措置について、6月6日に開催した日本フンボルト協会常務理事会・理事会で協議し、以下の要領で2020年度総会をリモートで開催することになりました。

日 時:2020年7月4日(土)14:00~16:00 
テーマ:『新型コロナウィルス感染症を経験している社会』
方 法:Zoomミーティングを利用したオンライン討論会
参加費無料  参加者:日本フンボルト協会会員  主催:日本フンボルト協会
プログラム:
 ①開始の挨拶 伊藤眞日本フンボルト協会理事長 (筑波大学教授)
 ②趣旨説明  西川伸一(京都大学名誉教授)
 ③話題提供
1. 鍔田武志 (東京医科歯科大学教授) 
    「新型コロナウイルス:なぜ不都合な知識が伝わらないのか」(15分)
2. 川上直人 (Ludwig-Maximilians-Universität München ドイツ在住)
        「ドイツ社会への影響と科学者の社会貢献」(15分)
3. 廣渡清吾 (東京大学名誉教授) 「科学者の役割について」(15分)
4. 質疑応答と自由討論 (15時から16時) 司会:西川伸一(京都大学名誉教授)


新型コロナウイルス感染症のパンデミックは世界中の社会に大きな影響を与えています。この影響が今後どの程度の期間続くかは不明で、医学・医療の分野に止まらず幅広い領域で長期的に社会に大きな影響を与え、歴史の転換点となる可能性すらあります。このような新型コロナウイルス感染症の影響を適切に評価し、その対策を講じるには、科学者の役割は大きく、領域横断的な叡知の結集が求められています。日本フンボルト協会では、文系理系を問わず幅広い領域の専門家からなる会員を擁していることから、この社会の変化の中での我々科学者の課題を明らかにしたいと考え、このような領域横断的なワークショップを企画。フンボルティアーナでドイツ在住の川上先生にもご参加いただき、世界的な視野で議論をしました。

(2) 日本フンボルト協会関西支部拡大理事会
日時:2021年2月19日(金) 19:00~
  Zoomにて会議を行った。
<議事>
1. 2020年度の関西支部総会について(2020年度日本フンボルト協会関西支部総会は中止)
2. 2021年度総会のシンポジウム(守矢健一理事担当)と今後のスケジュール
3. 関西支部から日本フンボルト協会への新しい役員について
4. 関西支部の役員と世代交代について(75歳引退問題)



日本フンボルト協会関西支部2019年度活動報告
(敬称略)
(1) 2019年度日本フンボルト協会会員総会(開催協力)
日時:2019年6月2日(日)
場所:東京ドイツ文化会館 (東京都港区赤坂)
13:20-14:00 総会(40名参加)
櫻田嘉章理事長による挨拶の後、2018年度の活動報告、2018年度決算の説明がなされた。特に会費納入状況の悪化により協会財政が逼迫している現状が説明された。2018度決算は、審議および監事による監査報告を受け承認された。2019年度活動方針として、留学説明会への参加者を一層増加させる具体的案の検討、若手フンボルティアーナーの本協会への参加促進、日独共同研究奨学金および協会財政安定化基金への一層の協力依頼などが説明された。

日独共同研究奨学金について、本事業のための外部企業・個人並びに協会会員からの募金状況の説明があり、目標額に達していない現状を踏まえ、協会内外に支援のお願いを引き続き行うことになった。(奨学金募金額は、その後、外部からの多額のご支援を賜り、8月末までに目標額1000万円に到達し、本奨学金事業を10年間運営することができることになりました。)
今回が第1回目となる2019年度日独共同研究奨学金には11件(理系7件、文系4件)の応募があり、選考委員会での厳正・公平な審査の結果2件(理系、文系各1件)を採択し、常務理事会(同奨学金実施委員会)に提案し承認された旨、報告された。(採択された共同研究についての詳細は、協会ホームページ https://avh-jp.com/に掲載されています。)
本奨学金は2020年度も引き続き募集を行いますので、日本フンボルト協会会員による多数の応募をお待ちしています。

協会の現理事は本総会をもって任期満了となり、2021年度総会までの新理事および新評議員候補一覧が櫻田嘉章理事長から提案され、原案通り承認された。

14:00~15:00 講演会 演者:ドイツ日本研究所所長 Pro.Dr.Franz Waldenberger氏
         題目:「コーポレート・ガバナンスの日独比較」
15:00~17:30 ドイツ研究留学説明会
 フンボルト奨学金およびDAAD奨学金の説明がなされ、その後、6つの専門分科会(人文科学、社会科学、理工学、生命科学、医学、DAAD奨学金)に分かれ、それぞれの会場で若手留学経験者と留学希望者との個別・具体的な質疑応答が活発に行われました。
17:30~ミニコンサート   
18:00~新理事会 
理事による互選の結果、伊藤眞理事長、縣 公一郎副理事(留任)、西川 伸一副理事(留任)、浅田和茂理事(新任)が選任された。
18:30~懇親会 
ドイツ留学説明会参加者も加わり、約90名の参加のもと和やかに行われた。懇親会には、日本フンボルト協会名誉会員でもあるCarl von Werthern駐日ドイツ連邦共和国大使のご出席を賜りご挨拶をいただいた。

(2) 日本フンボルト協会関西支部拡大理事会
日時:2019年6月7日(金)18:30~
場所:京都駅東ビル「そば酒房徳兵衛」
<議事>
1. 2020年の日本フンボルト協会総会について 
   2020年6月6日(土)京都府立医科大学にて開催予定。
2. 2020年の関西支部総会について
   日程:2月23日(日)   場所:平安女学院大学
3. 関西支部の留学説明会について
岡林洋理事、高山佳奈子理事、高田篤理事の提案でフンボルト奨学金に応募する研究者を増やすよう、主に大学単位で活動を行う。今年はまず京都大学を中心に初め、文系、理系のフンボルティアーナネットワークを形成し、京都大学での説明会開催のための準備を行う。具体的方法について、上の三氏に話し合ってもらい、企画書を出してもらう。それと並行して、関西地区で最近、あるいは近々フンボルトから帰国される方々が把握できれば、体験談を聞いてYouTubeで流す。

(3) 日本フンボルト協会関西支部拡大理事会
2019年12月10日~ メールにて会議を行った。
<議事>
1. 2020年の関西支部総会について
2. 2020年の日本フンボルト協会総会について
3. 留学説明会大学ネットワークについて
4. 関西支部監事選出について

(4) 第7回日本フンボルト協会関西支部総会・講演会
日時:2020年2月23日(日・祝) 
場所:平安女学院大学 京都キャンパス M401号室
14:00~ 常務理事・理事・評議員会  
15:00~16:00 総会 
<議事>
1.西川伸一関西支部長ご挨拶
1.2018年度会計報告及び2019年度活動報告に関する件
1.2020年度関西支部活動計画に関する件
1.2020年度日本フンボルト協会年次総会に関する件
   日時: 2020年6月6日(土)
   場所: 京都府立医科大学 図書館ホール
         13:20~総会
         14:00~講演会
         15:00~留学説明会
         17:30~コンサート
         18:30~懇親会
1.留学説明会に関する件
1.関西支部監事選任に関する件 
神林恒道監事の辞任に伴い、小林啓祐会員(京都大学名誉教授)に決定した。
16:00~18:00 講演会
講演題「放射性医薬品を用いた癌治療の最先端」
講演者: 東 達也氏 
(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 量子医学・医療部門分子イメージング診断治療研究部長)

がんの放射線治療には体の外から放射線を照射してがんを攻撃する外照射治療と、放射線を出す物質(放射性同位体)を注射し、体内からがん細胞に直接放射線を照射する内照射治療があります。近年、放射性同位体をがんに選択的に集まる性質をもつ抗体や化合物などに載せた放射性医薬品を用いた、新しい内照射治療として「標的アイソトープ治療」が注目されています。標的アイソトープ治療とは、がん細胞特有のタンパク質やホルモン受容体などに結合する化合物に、放射線を放出する物質(放射線同位体:RI)を載せた放射性医薬品をがん細胞だけに届け、放射線をがん細胞に直接照射する治療法です。また、外来でも安全に使え、がん細胞を死滅させる効果が高い粒子線の一種「α線」を利用した標的アイソトープ治療薬候補の開発にも注力しています。
(量子科学技術研究開発機構HPより)

司 会: 細野 眞会員(近畿大学医学部放射線医学教室教授)
パネルディスカッション  「ドイツのガン治療」

内容について質疑応答や意見が出され、様々な分野の視点から意見交換がされた。当初、講演会後に懇親会を予定していたが、新型コロナウィルスが流行っていることを考慮し、急遽懇親会は中止となった。会員15名、関係者3名、計18名の参加があったことをご報告します。



日本フンボルト協会関西支部2018年度活動報告
(敬称略)
(1) 日本フンボルト協会常務理事会(テレビ会議)
日時:2018年4月7日(土)14:00~17:00
関西:同志社大学寒梅館6階大会議室
関東:早稲田大学早稲田キャンパス26号館11階1102会議室

(2) 2018年度日本フンボルト協会会員総会
日時:2018年6月2日(土)
場所:京都大学吉田キャンパス百周年時計台記念館 1 階 百周年記念ホール
12:40~13:20 常務理事会及び理事会
13:20~14:00 総会議事:1.理事長挨拶 2.活動報告と決算 3.活動方針と予算 4.支部長交代の件 5.日独共同研究奨学金実施のご提案 6.その他
14:00~大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館Friedrich Rahn副総領事ご挨拶
・ドイツ大使への名誉会員称号授与
・講演会
  演者:ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン ドイツ大使
  題目:「Wozu Botschafter?」、「大使とは何か ~グローバル社会における大使の役割」(逐次通訳:Frau Saori Kaneko )
・ドイツ研究留学説明会
  全体説明会  15:00-15:45 全体説明会
  専門別分科会 16:00-17:30 専門別分科会
※最近帰国した留学経験者を交えて専門別少人数で情報交換を行った。

17:00~ミニコンサート
  谷口朋子氏(ヴァイオリン) 浜川 潮氏(ピアノ)
18:00~レセプション  場所:レストラン『ラ・トゥール』

以上、来賓5名、会員59名、その他留学説明会参加者40名以上の参加があった。

(3) 日本フンボルト協会関西支部常務理事会
日時:2018年11月18日(日)18:30~
場所:レストラン「フレスコ」
議事 1.2019年の関西支部総会の場所と日時
    2.2020年の関西支部総会の内容
    3.フンボルト協会常務理事会の報告(留学生基金募金活動、来年の総会)
    4.日本フンボルト協会新理事候補について
また、シーボルト賞受賞された高山佳奈子常務理事のシーボルト賞受賞のお祝いを兼ねた。
<日独共同研究奨学金募金経過報告>(本部事務局より)
2019年2月15日現在の寄付金額    8,196,266円
寄付者の内訳:日本フンボルト協会会員(189名)
外部企業など(カメヤ、日本物産、ドイツ語教科書協会、小野元之氏、城西大学、鹿島建設(2月末入金予定) )

寄付金目標額1200万円
 奨学基金:1000万円、協会財政安定化基金(会員からの寄付金から配分):200万円には、到達していません。募金とともに、応募は今のところゼロですので応募も推進してくださいますようにお願いします。

(4) 第6回日本フンボルト協会関西支部総会・コロキウム・懇親会
日時:2019年2月24日(日) 
場所:京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 60周年記念館 2階
会員20名、関係者8名、計28名参加。コロキウムにはそれ以外に聴講者約15名の参加があった。
14:00~ 常務理事・理事・評議員会  
15:00~15:30 総会 
総会では下記の議事について話し合われた。
<総会議事> 
1.西川伸一関西支部長ご挨拶
1.関西支部役員改選(任期2年)に関する件
1.2017年度会計報告及び2018年度活動報告に関する件
1.2019年度関西支部活動計画に関する件
1.日独共同研究奨学金募金経過報告に関する件

15:30~18:00 学術企画:コロキウム
タイトル:「踊る身体のデザイン―ダンス研究からみるポスト・バウハウスの100年」
ゲスト: 中島 那奈子氏  ダンス研究者、ダンス・ドラマトゥルク

趣旨:2019年は、ドイツのヴァイマルに、デザイナーや建築家を育成する造形教育機関バウハウスが創設されて100年目にあたる。バウハウスで目指されていたのは、たんなる形の創案や機能の実現だけではない。そこでのさまざまな活動の根底に流れていたのは、来たるべき新しい時代にふさわしい「人間性」の希求だった。例えば、バウハウスの舞台工房を率いるマイスターのオスカー・シュレマーは、斬新なダンス作品をとおして、人間の身体の新たな位相を開こうとした。本企画では、デスト・スピーカーの中島那奈子氏とともに、ダンス研究の視点から、バウハウス以降の100年をとおして人間は人間自身の身体をいかにデザインしてきたのかを尋ねる。

18:30~20:30 懇親会 トラットリア ピノ(Trattoria Pino)

コロキウムでは当日の一般参加の方を含め、多数の参加があり、様々な分野や視点から質問が出された。その後、懇親会を開催。新しい出会い及び会員交流の場となった。



日本フンボルト協会関西支部2017年度活動報告
(敬称略)
(1) 第4弾 日本フンボルト協会関西支部とAASJ チャンネルの共同企画 「ドイツへのまなざし」を放送した。
日時:2017年5 月28 日(日)
場所:NPO法人オール・アバウト・サイエンス・ジャパン
講演:「ドイツの憲法(基本法)-日本との比較の視点も加味して」
初宿正典会員(京都大学名誉教授・京都産業大学教授)
竹下 賢会員(関西大学教授)
高山佳奈子会員(京都大学教授)
ドイツに留学経験をお持ちの比較法学専門家の初宿正典会員が話し手となり、竹下賢会員と髙山佳奈子会員が聞き手として加わり、現在問題となっている共謀罪も含めてドイツ憲法(基本法)について、我が国憲法との関わりを語っていただきました。ドイツは占領下から各州が独自に基本法を制定していることや、今も憲法ではなく暫定法である点、さらに参院が全く違う構造であることなどが、語られました。
YouTube URL   https://www.youtube.com/watch?v=lhZqJXpwOxA

(2) 第13回関西支部常務理事会 (出席:6名)
日時:2017年6月20日(火)18:00~20:00
場所:同志社大学寒梅館6階大会議室
主な議事 ・支部役員の選任 ・臨時総会開催 ・2017年度活動計画に関する件

(3) 第5回日本フンボルト協会総会・講演会・懇親会およびドイツ研究留学説明会が東京にて開催された。
日時:2017年7月1日(土)14:00~
場所:ドイツ文化会館ホール(東京都港区赤坂)
14:45~15:30 ドイツ研究留学説明会
全体説明会 ①日本フンボルト協会ホームページ留学情報検索サイトの紹介 ②フンボルト奨学金の紹介 ③DAAD奨学金の紹介

アレクサンダー・フォン・フンボルト財団およびドイツ学術交流会(DAAD)の奨学金についての全体説明会および専門毎に分かれて最近帰国したドイツ留学経験者(元奨学生)との交流を図る専門別分科会を企画。
(アレクサンダー・フォン・フンボルト財団の奨学金は、年齢制限が無く、応募資格が博士号取得からの年数を基準にするなど、日本の研究者にとって利用しやすくなっています。また、奨学金受給期間だけでなく、その後も手厚い支援プログラムが用意されています。(同財団ウェブサイト:www.humboldt-foundation.de)。DAAD奨学金も、学部三年生から応募可能な語学研修奨学金、院生、ポスドクのための研究・留学奨学金などの多彩なプログラムがあります。)
15:45~17:15 専門別分科会
生命科学系、医学系、理学系、工学系、人文科学および社会科学の専門別分科会があり、留学経験者を交えてドイツ留学や奨学金の紹介、質疑応答が行われた。
17:30~18:10 講演会 
講演題:「ドイツ政治の現状-2017年連邦議会選挙を前にして-」
講演者:河崎 健氏(上智大学外国語学部教授)    
18:30~ 懇親会

(4) 第4回日本フンボルト協会関西支部臨時総会(常務理事会・理事会・評議員会を兼ねる)を開催した。
日時:2017年7月23日(日) 14:00~16:00 
場所:同志社大学徳照館1階会議室
会員8名の参加があり、臨時総会では下記の議事について話し合われた。
<臨時総会議事>
1.櫻田嘉章関西支部長ご挨拶
1.2016年度会計報告及び2017年度予算案に関する件
1.日本フンボルト協会関西支部次期役員選出(常務理事・理事・評議員)に関する件
1.2017年度活動に関する件
①役員選出については、7月1日の総会において櫻田嘉章支部長が日本フンボルト協会理事長に就任されたため、関西支部支部長に西川伸一会員(NPO法人AASJ )、事務局長に岡林洋会員(同志社大学)が就任した。細野眞会員(近畿大学)、三木順子(京都工芸繊維大学)、山上浩志会員(京都産業大学)が関西支部理事に選任された。
②2018年5月か6月に予定されている日本フンボルト協会総会は京都大学で行う。
③2018年2月に関西支部総会及びシンポジウムを行う。今回は物理学系の話をシンポジウムで取り上げる。
④2017年10月頃に常務理事会及び理事会を開催する予定。

(5) 第15回関西支部常務理事会(出席:10名)
日時:2017年10 月19日(木)18:30~
場所:六本木 樓外樓(京都駅ビル内)
主な議事 1)新理事3名紹介(細野眞会員、三木順子会員、山上浩志会員)
       2)6月2日(土)フンボルト会総会の準備状況確認(会場:京都大学)
        第6回日本フンボルト協会総会・講演会・懇親会・ドイツ研究留学説明会について
       3)留学説明会参加を促す大学ネットワーク
       4)2018年2月4日(日) 第5回関西支部総会のテーマ(会場:同志社大学)

(6) 第5回日本フンボルト協会関西支部総会・講演会・懇親会
日時:2018年2月4日(日)
  15:00~ 第16回常務理事会
  15:30~16:00 総会 
  16:30~18:30 講演会 『ニホニウム研究秘話』 工藤久昭氏(新潟大学名誉教授)
  18:30~20:30 懇親会
場所:同志社大学 寒梅館6階大会議室

22名の会員および同伴者9名の計31名の参加があり、総会では下記の議事について話し合われた。
<総会議事>
1.西川伸一関西支部長ご挨拶
1.日本フンボルト協会関西支部役員に関する件
関西支部常務理事および日本フンボルト協会常務理事である竹下賢会員が2018年1月18日にご逝去された。哀悼の意を込めて黙祷を捧げた。
2017年7月23日開催の臨時総会おいて役員改選を行い、現役員の任期延長を決定した。
また、細野眞会員、三木順子会員、山上浩志会員が新理事に就任したことが報告された。
1.2016年度会計報告及び2017年度活動報告に関する件
1.日本フンボルト協会第6回総会開催に関する件(2018年6月2日(土)京都大学にて開催予定)
1.2018年度関西支部活動計画に関する件

講演会では様々な分野からの視点から質問が出された。その後、レストランにて懇親会を開催。
会員全員が自己紹介で親睦を深め、新しい出会いおよび交流の場となった。



日本フンボルト協会関西支部2016年度活動報告
(敬称略)
(1) 2016年5月16日(月)、日本フンボルト協会関西支部ホームページを開設した。
http://www.s-off.com/member/avh-kansai/
(日本フンボルト協会HP : https://avh-jp.com/)

(2) 第1回 日本フンボルト協会関西支部とAASJ チャンネルの共同企画 「ドイツへの新しい眼差し」を放送した。
日時:2016年10月2日(日)14:00~
場所:NPO法人オール・アバウト・サイエンス・ジャパン
講演:「ドイツ統一から始まる新しいテロリズム時代」
岡林洋会員(同志社大学文学部美学芸術学部教授)
(ドイツを代表する前衛芸術家、シュリンゲンジーフの暴力を題材にした映画を題材に、彼の暴力表現の背景に隠れた東西統一の後遺症について)
YouTube URL  https://www.youtube.com/watch?v=hbeG2z0lLJs

(3) 第10回関西支部常務理事会 出席:8名
日時:2016年10月2日(日)18:00~
場所:がんこ京都駅ビル店
主な議事 2017年度活動について

(4) 第2回 日本フンボルト協会関西支部とAASJ チャンネルの共同企画「ドイツへの眼差し」を放送した。
日時:2016年11月13日(日)15:00~
場所:NPO法人オール・アバウト・サイエンス・ジャパン
講演:「難民問題とドイツ」
高橋義人会員(平安女学院大学教授 京都大学名誉教授) (難民問題に関するドイツの歴史と現在の状況について)
YouTube URL  https://www.youtube.com/watch?v=LZbcFvj-69M

(5) 2016年11月17日(木)11:00よりアレクサンダー・フォン・フンボルト財団の主催により、Joachim Gauckドイツ連邦共和国大統領臨席のもと、2016年度フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞の授賞式およびレセプションが京都大学にて行われた。
フンボルト財団よりProf.Dr.Helmut Schwarz総裁、アジア担当のDr. Judith Schildt氏、Fischer氏が来日された。同日19:00より常務理事によるFrau SchildtさんとFrau Fischerさんの歓迎会を中華店「膳處漢ぽっちり」にて開催した。(出席:9名)

(6) 第11回関西支部常務理事会 (出席:7名)
日時:2016年12月10日(日)13:00~14:00
場所:同志社大学 寒梅館6階大会議室
主な議事  ・2015年度決算  ・2016年度予算と決算 ・2017年度予算および活動計画について ・第3回関西支部総会について

(7) 第3回日本フンボルト協会関西支部総会・シンポジウム・懇親会
日時:2017年2月12日(日)
   14:00~ 第12回常務理事会
   14:30~ 総会 
   15:00~17:45 シンポジウム
   18:00~20:00 懇親会
場所:同志社大学 寒梅館6階大会議室
21名の会員および同伴者5名の参加があり、総会では下記の議事について話し合われた。
<総会議事>
1.櫻田嘉章関西支部長ご挨拶(Dr.Pfeifferご逝去、哀悼の辞)
1.2015年度会計報告及び2016年度活動報告に関する件
1.日本フンボルト協会関西支部役員改選に関する件
本年7月開催予定の臨時総会及び理事会において役員改選を行い、それまでの間、現役員の任期延長を決定。なお、臨時総会において、2016年度会計報告を行う。
1.2017年度活動に関する件

15:00~シンポジウム『遺伝子編集とドーピングの背景にある人間改造に対する倫理問題』
①高山佳奈子会員(京都大学大学院法学研究科教授)による「法学からの問題提起」
②西川伸一会員(NPO法人 オール・アバウト・サイエンス・ジャパン代表理事、京都大学名誉教授、JT生
命誌研究館顧問)による「進化的論理」
③伏木信次会員(京都府立医科大学研究開発・質管理向上統合センター長、京都府立医科大学大
学院医学研究科特任教授・名誉教授、公立南丹病院総長)による「遺伝学的論理」

ディスカサント:浅田和茂会員(立命館大学大学院法務研究科教授、大阪市立大学名誉教授) 
竹下 賢会員(関西大学法学部教授)

質疑応答や様々な分野からの視点から活発な意見が出された。初めての試みとして、今回のシンポジウムの様子は録画され、一般にもYou Tubeを通して公開されています。
シンポジウムの記録すべてを以下のリンクでご覧いただけますのでご紹介いたします。
https://www.youtube.com/watch?v=bAgSN0X3VMw&feature=youtu.be&t=2
その後、1階のレストランにて西川伸一会員の司会により懇親会を開催しました。溝口史郎会員(神戸大学名誉教授、学校法人神戸学院名誉理事長)による乾杯に始まり、ビールやワインを飲みながら引き続きシンポジウムのテーマについて活発な意見交換が行われました。さまざまな研究分野の会員が一堂に集い、新しい出会いおよび交流の場となりましたことをご報告いたします。



日本フンボルト協会関西支部2015年度活動報告
(敬称略)
(1) 第一回日本フンボルト協会関西支部総会・講演会・懇親会を開催した。
  (37名の会員および同伴者1名参加)
日時:2015年1月18日(日) 
13:00~常務理事会 14:00~理事会 15:00~総会
15:30~講演会 17:30~懇親会
場所:同志社大学寒梅館6階 大会議室
主な議事
・関西支部会則及び役員に関する件
・2013年度・2014年度活動報告及び会計報告に関する件
・ホームページに関する件
・日本フンボルト協会2015年度年次総会に関する件
講演会:「小保方問題から見た日本」 西川伸一会員  コメンテータ:浅田和茂会員
懇親会:17:30~ 同志社大学寒梅館7階レストランWillにて
2011年にボンに留学された柏木貴久子会員(関西大学外国語学部教授、近現代ドイツ文学・ヨーロッパ民俗学)と2014年ミュンスターに留学された古勝隆一会員(京都大学人文科学研究所准教授、中国古典学)が近況および留学の体験談などをお話しくださり、様々な研究分野の会員が一堂に集い、新しい出会いおよび交流の場となった。

(2) 第二回日本フンボルト協会総会が京都府立医科大学にて開催された。
日時:2015年6月13日(土)
13:00~理事会 14:00~留学説明会・総会・講演会・コンサート・懇親会
場所:京都府立医科大学 広小路キャンパスおよび図書館ホール
・ドイツ研究留学説明会
・大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館 インゴ・カールステン総領事ご挨拶
・講演会:「地球の未来と科学の役割」 安成哲三氏
     (大学共同利用機関法人・人間文化研究機構 総合地球環境学研究所所長)
・ピアノコンサート:ブラームス「6つのピアノ小品集 作品118」
     砂原 悟氏 (京都市立芸術大学准教授)

(3) 第六回関西支部常務理事会
日時:2015年10 月18 日(日)17:00~
場所:「加賀屋」京都伊勢丹ビル8階
主な議事  関西支部第二回総会に関する件

(4) 第七回関西支部常務理事会
日時:2015年11月28日(土)
場所:同志社大学今出川キャンパス 徳照館1階 会議室
主な議事  関西支部第二回総会に関する件

(5) 第二回日本フンボルト協会関西支部総会・講演会・懇親会を開催した。
  (27名の会員および同伴者3名)
日時:2016年1月17日(日)   
14:00~常務理事会 14:30~総会・理事会・評議員会
15:00~講演会 18:30~懇親会
場所:同志社大学寒梅館6階 大会議室
主な議事
・2015年度活動報告及び2014年度会計報告に関する件
・ホームページに関する件
・日本フンボルト協会2016年度年次総会に関する件(2016年6月18日 名古屋大学にて)
シンポジウム『詐欺と捏造の系譜』
   「聖遺物と奇跡-カトリック教会による捏造とその背景」高橋義人会員
   「<イギリス原人>捏造」 西川伸一会員
   「詐欺罪の系譜」     浅田和茂会員
懇親会:18:30~ 同志社大学寒梅館7階レストランWillにて
2002年にHalleに留学された原田英美子会員(滋賀県立大学環境科学部准教授、植物生理学・植物分子生物学・植物細胞工学)、2002年にMunchenに留学された飯島暢会員(関西大学法学部法学政治学科教授、刑事法学)、フンボルト財団元奨学生のAndre Freire, Cruz会員(京都府立大学大学院生命環境科学研究科講師、果樹園芸学)が近況および留学の体験談などをお話しくださり、様々な研究分野の会員が一堂に集い、新しい出会いおよび交流の場となった。

(6) 第九回関西支部常務理事会
日時:2016年3月26日(土)15:00~
場所:同志社大学今出川キャンパス 徳照館1階 会議室
主な議事 2016年度関西支部活動計画について
       2015年度収支決算及び2016年度予算について


<日本フンボルト協会関西支部事務局>
所在地:〒651-0096 神戸市中央区雲井通5丁目3-1  サンパルビル7階
    特定非営利活動法人 オール・アバウト・サイエンス・ジャパン内
        (http://aasj.jp)  
    西川伸一事務局長  連絡先E-mail:hc-kyoto@kclc.or.jp



日本フンボルト協会関西支部2013年度及び2014年度活動報告
(敬称略)
(1) 2013年6月29日(土)京都リサーチパークにて、東日本アレクサンダー・フォンフンボルト協会および西日本フンボルト会解散総会の後、日本フンボルト協会創立総会を開催し、関西支部(大阪府、京都府、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県)の歩みが始まる。
※日本フンボルト協会 7支部(北海道・東北・関東甲信越・中部・関西・中四国・九州)

(2) 第一回関西支部常務理事会開催
日時:2013年11月10日(日)18:00~ 場所:『紅葉』
主な議事
関西支部役員について
(1) 本部の常務理事・理事・評議員・監事のうち関西支部に属する者は、自動的に支部の常務理事・理事・評議員・監事となって、支部の役員を構成する
大学責任者について
(1) 関西の各大学の大学責任者を早期に把握し、メールでの連絡網を整備する

(3) 日本フンボルト協会第2回2014年度年次総会が2014年6月14日(土)ドイツ文化会館ホール(東京都港区赤坂)にて開催された。

(4) 第二回関西支部常務理事・理事・評議員・大学責任者関西支部拡大役員会開催
日時:2014年8月29日(金)13:00~常務理事会 14:00~拡大役員会
場所:同志社大学寒梅館6階 大会議室
主な議事
関西支部会則について
日本フンボルト協会関西支部会則を制定した。
日本フンボルト協会関西支部常務理事、理事、評議員、監事を決定した。

(5) 9月1日付で、櫻田嘉章関西支部長より日本フンボルト協会廣渡清吾理事長あてに「2014年度関西支部運営助成金交付申請書」を提出し、20万円の助成を受けた。

(6) 第三回関西支部常務理事会
日時:2014年9月21日(日)17:00~ 場所:ルネサンスビル 地下1階
主な議事
関西支部事務局を下記に設置することを決定した。
    事務局長:西川伸一常務理事 
    所在地:〒651-0096 神戸市中央区雲井通5丁目3-1  サンパルビル7階
    特定非営利活動法人 オール・アバウト・サイエンス・ジャパン内
            http://aasj.jp/
    連絡先E-mail:hc-kyoto@kclc.or.jp

(7) 第四回関西支部常務理事会
日時:2014年12月7日(日)17:00~ 場所:京都伊勢丹ビル10階
主な議事
予算について(助成金)
助成金20万円の内、5万円が総会通知、5万円が総会補助、残りで事務費を賄う。
ホームページについて
伏木信次常務理事を委員長とするホームページ委員会(仮称)を設置して、協会ホームページの作成ならびに独自のホームページ立ち上げの可能性を模索する。